私たちの想い

節句人形は家族の想いがあって初めて意味を成します

代々人形屋を営む弊社にとって、ひとつひとつ細部にこだわって最高品質の人形をつくることも、お客様に最大限の思いやりをもって販売やサポートにあたることも、当たり前のことである、と考え、日々仕事に向かっております。

しかし、私たちの仕事は「人形をつくり、届けることだけなのか」と問うと、違うのではないかと思っております。

私たちの節句人形を通して伝えられる子や孫を大切にする気持ち、健康と成長を願う心、私たちがお届けし守らねばならないものとは、そういった「家族愛」そのものだと考えております。
まだまだ未熟な私たちですが、お付き合いさせて頂く以上は私たちも家族の一員である、そのような想いで成長していく会社でありたいと思っております。

子どもは多くの大人たちの「愛情」の結晶です

子どもの頃、両親は仕事で忙しく、休みの日に両親といた記憶はほとんどありません。しかし、祖父母、親戚、近所の人たちの協力もあり大きくなれたと感謝しています。
もちろん父と母がまったく子育てをしなかったと言うことではありません。一緒に居れる時間は短かったけれども、大切な時は必ずそばに居てくれました。
加えて、両親の働く姿を近くで見れたことは、今は幸せだったと実感しています。私は多くの皆さんに育てて頂きました。家族との縁、地域の皆様との縁、に感謝しています。

家族を愛し、ご縁に感謝することがすべての原点です

弊社横手人形には、創業者である祖父・初代光鶴の代から何十年にも亘って人形作りやお客様との関係作り、そして会社作りに励んできたスタッフがたくさんおります。
青梅店でお客様をおもてなす私の実母や叔母たち、妹をはじめ、私が子供の頃から横手人形を支えてくださった先輩社員たち・・・皆がひとつの「家族」だと思ってつながっているのが弊社です。
一人ひとりの家族を大切にする気持ちが原点となり、お客様とそのご家族を、仲間を、地域社会を、「家族愛」という言葉でつないでいくこと。
それが私たちの使命だと思っております。